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『周囲からは理解されないペットロス』ペットロスはそれだけ愛犬を愛した証なんです

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ペットロスは飼い主さんにとってとてもつらく悲しいですよね。どうやって立ち直ったらいいかもわからず、ただつらい毎日です。
この状況から立ち直るにはどうすればいいでしょう。例えば今は写真から愛犬のフィギュアを作成してくれる業者さんもあります。
愛犬のありし姿がそのままフィギュアになるなんて素敵ですよね。 ペットロスはなかなか周囲からは理解されない。
特にペット(犬や猫)を飼ったことがない人からは理解されにくいでしょう。親しい人を失うことと同じなのに、周囲の人からは
「たかがペット」という無理解がさらに飼い主さんを苦しめることがあります。ペットロスはそれだけ犬を愛した証なのです。

ペットロスはそれだけ愛犬を愛した証です

ペットロスは、「対象喪失」のひとつです。 家族の一員として共に過ごしてきた愛犬を失えば、家族や友人を亡くしたときと同じくらい深く、辛い喪失感を覚えるのは至極当然です。 そして、過ごした時間が長ければ長いほど、また、愛着や慈しみ(いつくしみ)を愛犬に注ぎ親密な関係を築いてきた人ほど、失うことで精神的なダメージは計り知れません。 だいたいは2か月ほどで落ち着て、症状も改善してくるそうですが、中には半年、1年と、あるいは、身体に不調がでてしまい、寝込む人もいるとか。 精神的に苦痛や絶望感から身体の健康に影響を及ぼすことがあるため、専門家に相談する必要もあります。 下の詩はペットを亡くした飼い主さんが葬儀屋さんから渡される虹の橋の詩です。
虹の橋 原作者不詳 日本語訳:ふくふくやま
天国の少し手前に、「虹の橋」と呼ばれている場所があります。
この世界で生前、誰かと寄り添い、暮らしていた動物たちは、 その命の灯が消えたとき、「虹の橋」のふもとへ行くのです。
そこには、草原や丘が広がっていて、 動物たちはそこで駆けまわり、 ともにじゃれあって、楽しく遊んでいます。
おなかいっぱいのごはんと、きれいなお水、 そして優しい太陽の日差しに溢れていて、 みんながそのあたたかな場所で、のんびりと暮らしています。
病気にかかっていた子も、年老いた子も、みんな元気を取り戻し、 傷の痛みに苦しんでいた子もすっかり健康なからだを取り戻し、 昔のように、そしてまるで夢のように、そこでは過ごしているのです。 動物たちは幸せに暮らしているのですが、 たったひとつだけ、心を満たしていないことがあります。
それは、かつて共に過ごし、愛し合い、寄り添っていた人が、 ここにいないことが、恋しくて、寂しいのです。 動物たちが一緒に遊んで、駆けまわっていたある日、 ある子がふっと立ち止まり、遠くを見つめていました。 その子の目は、次第にキラキラと輝きだし、よろこびで震えだします。
突然、その子は仲間から離れ、草原を飛ぶように走っていきます。 速く、速く、それはまるで風のようです。
その子の視線の先にいたのは、 共に過ごし、愛し合い、寄り添っていたあなたでした。 その子とあなたは、虹の橋のふもとで再び出会います。
あなたは、愛するわが子を抱きしめ、愛情いっぱいにふれあい、 二度と離れることはありません。 あなたは満面の笑みで幸せにあふれたキスを受け、 もう一度、愛するわが子を抱きしめるのです。
そして、わが子の顔をのぞきこみ、見つめあっては、語りかけます。 きみと別れてからの長い長い人生を、 私は一生懸命生きてきたよ。
その中で、きみを忘れたことは一度たりともなかったよ。 やっと会えたね。 そしてあなたたちは寄り添いあって、 共に天国へ続く虹の橋を渡っていくのです。

ペットロスからどうやって立ち直る?

人が自分の死を受け入れるまで5段階で表すというものがあります。それを「死の受容モデル」といいます。 ペットの死を受け入れるまでにも当てはまります。
下のような5段階のプロセスで考えられます。
1.否認
⇓ 2.怒り
⇓ 3.取引
⇓ 4.抑うつ
⇓ 5.受容
1~4までの間に、誰しもいろいろな心理的な混乱が起こります。無理をしないで、悲しい時は感情のまま思いっきり泣いたほうがいいと言われてます。
また亡くなった愛犬のことを思い出したり、絆が続いていると考えたりすることのほうが、心を慰めてくれる場合があります。
〇目に付くところに写真を飾る
〇遺骨を手元におく
〇写真や遺骨に話しかける
〇生前の姿などを自発的に思い出す
今は、生前の写真があれば、そっくりそのままのフィギュアを作成してくれるところもあります。

「早く立ち直らないといけない」と他人からの言葉は傷つくこともありますが、自分で自分に言い聞かせてもかえってプレッシャーにもなります。
無理せず、ゆっくりとペットロスと向き合うようにしましょう。

ペットロスで見られる症状

〇集中できない
〇落ち着かない
〇悲観的になる
〇パニックに陥る
〇不安になる
〇強い孤独感に襲われる
〇強い罪悪感に陥る
〇悪夢をよく見る
〇睡眠障害になる
〇すぐに涙が出る
〇消化器に異常が出る
〇頭痛やめまいが起こる
〇全身の倦怠感 などなどです。

次の犬を飼うことへ罪悪感がある?

ペットロスに伴う苦痛を和らげるため、次の犬を迎え入れる方法もあります。
ですが、ペットロスから立ち直れていないうちは、多くの飼い主さんは新しい犬を迎え入れる気にはならないと思います。
飼い主さんの中には、新しい犬を迎えることが、前の犬を裏切るような気持ちになるそうです。 そんな飼い主さんに知っ
てほしいのは、罪悪感は持つ必要はないということ。
立ち直れないほど深く悲しんだということは、愛犬との絆がそれほど深かったし、愛犬にとっても素敵な飼い主さんだっ
たという証なんです。

飼い主さんには自信をもってほしい

1匹の犬を生涯愛しつくしたということは、それはとても素敵なことで、飼い主さんは誇りに思ってほしいです。
思い出してみてください、「一生懸命トイレを教えたり」、「お手やおかわりを教えたり」、「噛み癖を直したり」、「安全な散歩の仕方を教えたり」、ときどき問題行動もあったりと、頭を悩ませて、いろいろ工夫したりしたこと。 そうやってわかり合っていく中で、沢山の素敵で輝いた出来事が犬と飼い主さんとの間でいっぱいあったはず。
そんな大切で、愛おしいパートナーを亡くしたことを受け入れるのは本当につらく悲しく、大変なことだと思います。
でも、飼い主さんはその子の生涯を幸せいっぱいにしてあげました。 その子にとってとても素晴らしい飼い主さんだったと自信を持ってください。
そしてもし、次の犬を迎える気持ちになったら、その子があなたに教えてくれた犬の幸せにする方法を、新しく迎えた子にお返ししてあげてください。
新しい子は、前の子とはまったく違います。けれども、1匹の犬を幸せでいっぱいにした経験があるあなたなら、きっと次の子とも幸せな関係を築くことができるはずです。

犬を飼うゴールは、次の子を飼いたい と思うことだと思います。

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