いくら自衛官が災害救助の
プロでも、やはり人間なん
です。
予期せぬ災害や事故などが
あれば、対処が困難な場合
もあります。
救助が来る前に私たちが出
来る防災術を身につけてお
けばその後の救助の助けに
もなるでしょう。
雪山での死亡原因のトップは
低体温症と思いきや、実は窒
息死なんです。
雪崩に巻き込まれたときに生存率を上げる方法
時速２００kmもの速度で襲ってくる
雪崩に遭遇したら、何はともあれ、
呼吸確保を最優先することが重要で
す。
ポイント
・鼻と口を手で覆う
呼吸確保後に助けを呼んで
雪崩に巻き込まれてしまった
ときは、”エアーポケット”が命
を救います。
エアーポケットとは呼吸確保の
ために両手を使い、口のまわり
に作る空間のこと。
呼吸確保をした後、捜索してい
る人に見つけてもらうためにで
きる限り大きな声で助けを呼び
ましょう。
雪や地面を保存庫にする方法
雪国で用いている保存方法が
いざという時役に立つ。
雪国には昔から雪を活用した天然
の冷蔵庫”雪室”というもがある。
雪は熱を伝えにくく、湿度も高い
から、食材の乾燥を防いでくれま
す。
ポイント
・保存するもので雪と地面を
使い分けて。
使い分けを覚えると便利です。
雪はチルド、その下の地面は
冷蔵庫として、食材や飲み物
を保存しておきましょう。
キャベツやほうれん草などの
葉物は雪の中に、凍ってほし
くない大根や人参などの根菜
類は地面に。
野菜は雪の中で保存すると糖
度が上がり、水分が増えてみ
ずみずしくなります。
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大容量クーラーボックス！
水筒の凍結防止法
諸説ありますが、塩は凍るのを
防ぐ効果があると言われてます。
極寒の地に水を入れた水筒を持
参するシチュエーションのとき
はぜひ、塩を加えて、凍るのを
防いでみましょう。
ポイント
・少量の塩を入れる
塩が凍結予防効果を発揮する！
水は０℃になると、分子の運動
が止まってお互いがくっつくこ
とで凍ります。
でも、塩を加えることで、水の
分子の間に塩の分子が入り込み
、水がくっつくのを防止します。
水筒の水を凍らせたくないなら
塩を一つまみ入れましょう。
少量なので味も変わりません。
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