防災

防災の新しい基本 自分の周りのリスクを考えてみる

PVアクセスランキング にほんブログ村

それぞれが置かれてる立場、環境、周囲の状況によって、災害時のリスクは変わります。日常生活の中に潜むリスクを知ることで、必要な対策やいざというときの行動のヒントになります。

 

 

 

必要な備えを考える

防災の基本として、必ず考えておき
たい『備え』とは?

災害への備えは『いつもの生活の延長』として考える

チェック

災害は、いつどこで襲ってくるかわかりません。万が一のために特別な備えをしていても、効果を発揮できないかもしれません。

だからこそ、常日頃の生活の中に防災を取り入れるのです。

普段から備えができている状態で生活することが大切です。

≪防災安全協会認定 大容量30Lリュック採用≫ 防災セットSHELTERシリーズ

おすすめ防災セット

 

いつでも安全な空間で過ごす

家の中は、いつ大きな揺れが起こっても
家具が倒れたり、物が飛んでこない状態
にしておきます。

いざという時に、避ける余裕はありませ
ん。

ポイント

〇家具は凶器になる

家の中にあるさまざまな家具や物は、大地震の際は全て凶器にに変わります。重く大きな家具は倒れ、中くらいのサイズの家具は揺れの勢いで飛んできます。身動きが取れない揺れの中、そんな家具にぶつかれば、大怪我もしくは命を落とす危険があります。

〇地震時の家屋内でのケガの原因(阪神淡路大震災)を参考

家具などの転倒落下:46%
ガラス:29%
その他:18%
不明:3%
家屋の倒壊:3%

このように、家具の落下、ガラスの破損が約7割です。
阪神淡路大震災では、内部被害による怪我の原因の7割以上が家具やガラスによるものでした。これらの対策が重要であることがわかります。

倒れない・飛ばない・避難経路をふさがないが鉄則

メモ

まずは自宅の家具の配置を確認してみましょう。大切なのが、家具が体に倒れてこないようにすること。家具は固定して倒れないようにするのが前提ですが、倒れてしまっても怪我をしないように配置します。さらに、物を高い所においてある場合、それを固定せずに置いてると、揺れで落下し、勢い余って飛んできます。重いものは低い所もしくは床に下ろし、飛ばないように固定しましょう。また、散乱した家具が避難経路をふさいでしまうと避難の遅れにつながります。出入口との配置関係も考慮して家具の配置を決めましょう。

停電時には必須・ポータブル蓄電池

命を守るための備えをする

ポイント

避難後の生活を考えるより先に、発災時に命を落とさないようにする備えが急務です。家具や自宅を凶器にしないための対策や、無事に安全な場所へ避難するための準備をしましょう。

〇家具を固定し、移動や飛び出しを防ぐ
「これはさすがに動かないだろう」というのな重い家具でも、強く大きな地震の時は倒れる可能性があります。扉が開いて中のものが飛び出してくる危険性もあるので、危険がないか確認してみましょう。

〇ガラスの飛び散りを防止する
ガラスは割れて飛び散るとケガの危険があります。割れたときの勢いのまま体に刺さってしまった場合、命を落とすこともあります。「ガラスは割れるもの」と認識し、割れたときに飛び散らない対策が必要です。窓ガラスや食器棚のガラスなどに、飛散防止フィルムを貼りましょう。カーテンを閉めておくことでも一定の効果があります。

〇枕元に防災セットを用意する
就寝中は言うまでもなく無防備です。地震が発生して目覚めても、辺りは暗く視界が悪いです。加えて薄着で、裸足の場合が多いので、散乱したインテリアやガラスの破片で怪我をするリスクが高いです。枕元には、明かり、メガネ、携帯電話、履物など、安全に避難するためのアイテムを置いておきましょう。揺れで飛ばされないようにリュックやポーチなどに入れて、ベッドの脇に置いておきましょう。
防災グッズなら防災士店長が厳選した39点セット【ディフェンドフューチャー】

〇耐震診断、耐震補強をする
どれだけ家具やインテリアの対策をしても、家そのものが潰れて倒れてしまっては意味がありません。まずは自宅の強度を確認しましょう。目安の一つが、耐震基準です。「新耐震基準」を満たした建物は、震度6強から7の大規模地震でも倒壊しないことを規定に建築されています。建築を許可する「建築確認済証」が1981年6月以降に交付されていれば、新耐震基準で建てられています。耐震性に不安がある場合は、耐震診断と耐震補強をしましょう。

〇助成制度を活用しよう
耐震診断や耐震補強は、自治体から補助金がでる場合があります。対象となる範囲や金額は自治体によって異なるので、自分の居住する地域ではどのような制度が設けられているのか問い合わせをしてみては。

 

こちらもどうぞ
災害が発生直後はパニックで何もできないから日頃の準備が生死を分ける

災害発生時に「何をどう備えればいいかわからない」 という人にとって大切なのは、災害時に何が起こる かを知ることです。 起こる事がわかっていれば、必要な備えもおのずと 見えてきます。   &n ...

続きを見る

 

おススメです

-防災