防災

災害が発生直後はパニックで何もできないから日頃の準備が生死を分ける

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災害発生時に「何をどう備えればいいかわからない」
という人にとって大切なのは、災害時に何が起こる
かを知ることです。

起こる事がわかっていれば、必要な備えもおのずと
見えてきます。

 

 

 

 

災害発生時は何も考えられなくなり、その場で揺れに耐えるのが精一杯の可能性が大きいです。

家具やインテリアが倒れたり、落下してきても避けきれない可能性も。

正常性バイアスが避難を遅らせる可能性も

ポイント

周囲が異常な状態になっても「自分は大丈夫だろう」、「きっと大したことはない」と、状況を過小評価してしまうことがあります。これを「正常性バイアス」といいます。自らの心を落ち着けようとする心理作用が働くためです。

そうなってしまうと、危険が迫っていても迅速な行動がとれず、逃げ遅れに繋がります。「非常時はこういう心理状態になんだ」ということを理解して、いざというときに緊張感を持って行動することが大切です。

防災士厳選の防災グッズ39点セット

○逃げない・避難しない人の心理

▼「今まで大丈夫だったから」
⇓⇓⇓⇓⇓⇓
今回も大丈夫という保証はない
ひとつとして同じ災害はない。
時と場合によって被害状況は変わります。

▼みんな逃げていないから
⇓⇓⇓⇓⇓⇓⇓⇓
何かあったとき、周りのせいにしても遅い
周りに合わせているうちに逃げ遅れたとし
ても、時を戻せるわけではありません。
自分の身は自分で守りましょう。

▼避難しても何もなかった無駄
⇓⇓⇓⇓⇓⇓⇓⇓
「何もなくてよかった!」と笑いたいよね
結果的に被害が出ず、避難の必要が無かっ
たとしても、それはそれで結果論です。
何かあってからでは遅いんです。

▼真っ先に逃げるなんて恥ずかしい
⇓⇓⇓⇓⇓⇓⇓⇓
見栄を張って犠牲になるの?
「自分だけ怖がって真っ先に逃げたら恥ず
かしい」と思うかもしれません。ですが非
常時の冷静な行動とは、正しく非難行動を
とることです。

時系列でイメージ

災害時の備えというと、発生直後か、2~3日後
くらいまでで考えが止まってしまいがちです。

しかし、いざ大きな災害が発生すると、その影
響は数週間から数か月続きます。

時系列でシミュレーションしてみると、現実的
に必要な備えがわかります。

発生直後

●閉じ込められる
あらかじめ部屋のドアや避難経路となる通路を見直してタンスや落下物により通路やドアが塞がれないようにしておく。

●情報がない
乾電池式のラジオを準備したりモバイルバッテリーを充電しておく。

●連絡がとれない
災害時は、電話は通じなくなるので、あらかじめ家族間で連絡方法を確認しておくといい。

災害用伝言ダイヤル
【使い方】
災害用伝言ダイヤル(171)にダイヤルする。録音なら(1)、再生なら(2)を押す。
キーとなる電話番号(被災地の固定電話や携帯電話番号)を押して利用する。

災害用伝言版(web171)
ひとつの電話番号をキーとして、インターネット上に伝言を残せる。
【使い方】
web171にアクセスする
キーとなる電話番号を入力
書き込みなら「登録」
閲覧なら「確認」を押して利用する

災害用伝言版
携帯電話各社が開設する災害用伝言版。インターネット上に伝言を残せる。
【使い方】
各キャリアのサイトのトップページに表示される災害用伝言版にアクセスする
(スマホの場合は専用のアプリもある)
案内に従って利用する



数十分から数時間

●喉が渇くが水が出ない
飲料水は日頃から1週間分は用意しておく。
ポリタンクやペットボトルに貯水しておくのもいい。

●トイレに行きたくても使えない
非常用トイレを準備しておくとよい

~半日後

●お腹が空くが食料がない
備蓄はいつもの物を多めに買っておく
冷凍食品は自然解凍のものが便利です。
常に1週間分の食料を準備しておく

●電気がつかないので暗い
明かりは作業用と据え置き用を用意しておく。
作業用:ヘッドライトが便利
据え置き用:ランタンが便利です。3つ位あるといいと思います。

●スマホの充電が切れる
スマホのバッテリーは、充電式と乾電池式があると安心
ソーラー式のモバイルバッテリーもおすすめ!

●寒い
もし冬に被災したときは、カセットガス式ストーブを、夏だったらUSB充電式の扇風機があると助かります。

●歯が磨けない
水が出なくても、オーラルケアは必須。そこで活躍するのが液体歯磨きと口腔ケア用ウェットシートです。

翌日以降

●栄養の偏りによる体調不良
レトルト食品、フリーズドライ食品、乾物、缶詰、野菜ジュース・青汁など種類多めに準備しておくとバランスの良い保存食が食べられる。

●冷蔵庫の中のものが腐る
普段から保冷剤を冷やしておく。停電時に役立ちます。傷みやすいものを保冷剤と一緒にルーラーボックスに入れるとよい。

●ストレス
無理した行動はしない、生活のリズムを整える、ゆっくりと深呼吸をする、過度な飲酒は控える、ストレスは避難所生活に慣れてきた頃から出てくるので、少しでもイライラしてきたら、他の人と距離をとり、気分転換すると落ち着いてきます。

●衛生環境の悪化による体調不良
ボディシートやドライシャンプーを用意しておこう。

ライフライン復旧の目安

東日本大震災の時の例として以下のことが
考えられます。

電気:7日目
携帯電話:20日目
上下水道:30日目
ガス:30日目

今後南海トラフ地震や首都直下地震が起きた場合
の食料品不足の予測が内閣府から出ています。

南海トラフ地震
1週間で9600万食分

首都直下地震
1週間で3400万食分

これらを考えて、日頃から準備しておきたいですね。

 

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