【被災したときの応急処置】身近なもので簡単に手当する方法

太ももや腕などをケガした際、
傷口より心臓に近い位置を圧迫
することで、血液の流れを止め
る止血法。

清潔な手ぬぐいなどが手に入っ
たら、直接圧迫止血法を行うほ
うがいいので、こちらはあくま
でも直接圧迫止血法までの応急
処置と考えましょう。

清潔な手ぬぐいが手に入ったら
、出血している傷口を直接おさえ
て、しばらく圧迫します。

小さな傷口でも血が止まるまでに
は10分ほどかかります。

どんな傷口にも使え、そのうえ簡
単な方法なので、ぜひ覚えておき
ましょう。

ペンや割りばし、ネクタイのピン
などの細長いアイテムを添え木と
して活用します。

ペンなどが２本あれば指の前後で、
１本なら指の外側に添えます。

添え木を固定するのは輪ゴムやセ
ロハンテープなどの粘着テープ類
がいいでしょう。

テープで固定する際はグルグル巻
きにして。

添え木は段ボールなどがおすすめです。

固定するのはネクタイや紐などを活用
しましょう。

ネクタイは着用しているときの輪っか
がある状態がベストです。

ちなみに腕の骨折・捻挫の際はだけで
なく、指先にも痛みがでてくるので、
添え木の長さは指先までしっかりと。

足を骨折もしくは捻挫したときは
傘がベストです。

なければ、角材や竹刀など軽くて
丈夫な棒状のものを。

負傷した足の外側に傘などの添え
木を当て、腕のときと同様にネク
タイやベルトなどで締めて、しっ
かり固定します。

ガムテープなどのテープ類の場合
は、グルグル巻きに固定しましょ
う。