【防災の達人推奨】災害時に役立つライフハックと防災術

実際に災害や事故などの被害に
あって被災したとき、救助のプ
ロやお医者さんに対処してもら
うのが一番です。

しかし、救助を要請してもすぐ
には来てもらえません。

そんなときに、正しく応急処置
ができれば、その後の被害も最
小限にとどめられます。

シャツを浮き輪代わりにする方法

ボートや船の転覆・沈没時など、
海に飛び込まなくてはならない
ときに使える技です。

ライフジャケットや浮き輪があれば
ベストですが、無い場合の緊急事態
に用いましょう。

ポイント

・シャツを浮き輪にして
水に浮く

シャツの裾をズボンから引き出し
、襟を立てたら、左右の襟を片方
の手でしっかり掴みます。

もう一方の手でシャツの裾の前側
を広げて空気を含ませるように、
やや前かがみになり水に飛び込め
ば、シャツの中に入った空気で水
に浮きます。

素材は綿がおすすめです。

浮き輪やライフジャケットなどの
浮き具がない緊急事態に、ズボン
で浮力を得る技です。

上の記事ではシャツでの技でした
が、以下の記事ではズボンの技で
す。

ポイント

大きく振りかぶってズボンに
空気を入れる

ズボンを脱いで、両足の裾を
それぞれ結び、ウエストのボ
タンやチャックを閉め、腰部
分を両手でつかみ、大きく振
りかぶってズボンの中に空気
を入れて。

胸の前でズボンのウエスト部
分を両手で閉じて持ち、足部
分は左右の足を結んで輪を作
り、その中から顔を出します。

川でライフジャケットや浮き輪
がない緊急事態時では、ペット
ボトルが活躍します。

1.5リットルのペットボトルなら
1本、500mlなら２本くらいで浮
力を得ることができます。

ポイント

・波の小さい場所なら長時間浮きます

お腹と胸の間あたりに抱え込み、
静かに体勢をキープすると、安
定して顔を水面から出せます。

呼吸できる状態なら、長時間浮
いていられるというデータも。

河原から水中の人にペットボト
ルを投げ入れるときは、軽いと
遠くまで飛ばないので、飲み物
を少し残すか、水を少しいれて
重みを付ければ遠くまで投げ入
れることが可能です。