災害時に役立つライフハック
シチュエーション別に覚えて
おけばいざという時に命を救
えるかもしれません。
地震や火事などの災害が発生した
直後＝発災時にどんな初動対応を
とるかで、その後の被害の大きさ
が大きく変わってきます。
メモ
もし自宅で料理中だったら、
オフィスにいたら、街中を
歩行中だったらなど、普段
の生活の中でよくあるシチ
ュエーション別に、自衛隊
おすすめのライフハックを
伝授。
覚えておけばいざという時
にあなたやあなたの大切な
人の命を救えるかもしれま
せん。
目次
危険を察知する方法
災害時により早く避難したいもの
ですが、まずは危険チェックポイ
ントを察知することが鉄則。
基本は「上を見る」と
「出口を確保」の２つと覚えてお
きましょう。
まずは上見る！そして出口！
まずは”上”！
ポイント
・落下物から身を守る
揺れを感じたら、落下物や
窓ガラスの破片などから身
を守るべく、上を見ること
が大切です。
このとき、座布団やバッグ
などで頭を守るのもおすす
めです。
その後何も落ちてこない安
全な場所に移動します。
室内で落下物の多い場所は
机の下にもぐって。
次に”出口”！
ポイント
・揺れがおさまってから
が要です
屋内の場合、つい慌てて飛
び出しがちですが、これで
は転倒して怪我をする可能
性が。
そのため、揺れがおさまっ
てから、出口に向かいます。
自宅の場合、少しでも余裕
があれば、火災の二次災害
を防ぐためにガスの元栓を
閉めたり、ブレーカーを落
としてから出口へ。
料理中だったら
火災をはじめ、食器棚から
食器が落ちてきたり、冷蔵
庫が転倒するなど、危険要
素が多いキッチン。
避難方法はもちろん、消火
器を常備しておくなど、備
えを徹底しましょう。
落ち着いて火を消す
注意ポイント
・火の始末は激しい揺れが
おさまってから！
ガスコンロの火を消して火
事を回避。
最近のガスコンロは揺れを
感知して自動消火する機能
付きのものもあるので、自
宅のコンロを確認して。
消火器が火元に近い場所に
あると、出火したときに取
りに行けないので、あえて
２，３歩離れた場所に設置
すのがおススメです。
睡眠中だったら
メモ
・もし地震が就寝中にきたら
地震は昼夜問わず起きるもの。
普段から、枕元にモノが落ち
てこない部屋づくりをしてお
き、いざという事態に備えま
しょう。
さらに家族で避難の練習をし
ておくのがおススメです。
ドアを開け出口を確保！
ポイント
・スリッパや靴、懐中電灯で
安全度をアップせよ！
携帯に緊急地震速報が入った
り、揺れを感じたら、まずは
スリッパなどを履いて、窓ガ
ラスの破片などから足元を守
ります。
その後、出口を確保するべく
なるべく早く寝室のドアを開
けましょう。
迅速にドアを開けないと、揺
れで家が歪み、ドアが開かな
くなる恐れが。
もし入浴中だったら
メモ
・もしお風呂に入っている
ときに地震がきたら！
通常よりも焦りが倍増する
入浴中の地震。
災害時の対処を知ると共に
緊急地震速報が聞こえるよ
う、風呂場の入り口に携帯
を置いて入浴する習慣も身
につけましょう。
お風呂でも見れる、防水型
のポータブルテレビもあれ
ば便利です。
服を着て揺れがおさまるのを待つ
ポイント
・転倒やガラスの破片による
ケガに注意する！
お風呂に閉じ込められないよ
う、迅速にドアを開けて出口
を確保する。
強い揺れがおさまったら、脱
衣所に移動して服を着て、安
全な場所へ避難しましょう。
ちなみにお風呂場は滑りやす
いので、慌てて転倒しないよ
うに注意が必要。
窓や風呂場の扉のガラス、鏡
の破片にも注意すること。
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